海友舎(旧江田島海軍下士卒集会所)
正式名称/旧江田島海軍下士卒集会所
所在地/広島県江田島市江田島町中央2丁目7-10
竣工年/明治40年(1907)
設計・施工/不詳
構造・材質/木造寄棟造り・瓦葺き2階建て
現在の旧江田島海軍下士卒集会所。正面の二階建棟は木造2階建て、レンガ基礎。外壁は下見板張りペンキ塗り仕上げに上げ下げ式のガラス窓、正面の玄関部分には切妻屋根のベランダが設けてある西洋風の建物です。
当時海軍では准士官、特務士官のクラブ組織による結社のことを海友社と呼びました。
地元の間では「かいゆうしゃ」と呼ばれ親しまれてきたこの建物を、私たちは『仲間』と共に『建物』も大切するといった意味を込めて、あえて『社』を『舎』に置き換え、新たな愛称として「海友舎(かいゆうしゃ)」を使用しています。
※海友舎は、国の文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、2020年4月3日の官報告示により、国の登録有形文化財(建造物)になりました。
▶旧江田島海軍下士卒集会所(海友舎)二階建棟 文化遺産オンライン
▶旧江田島海軍下士卒集会所(海友舎)平屋建棟 文化遺産オンライン
江田島地区について
▶海友舎のある江田島とは、どういった場所なのか。江田島地区についてのページで解説しています。
江田島海軍下士卒集会所とは
▶海友舎は明治末期に江田島海軍下士卒集会所として建てられました。江田島海軍下士卒集会所とはのページで詳しく解説しています。
海友舎の遍歴
▶海友舎という建物が、これまでどのように使われてきたのか。海友舎の遍歴のページで詳しく解説しています。
海友舎の意匠的特徴
▶建築的に見た海友舎の特徴とは。海友舎の意匠的特徴のページで詳しく解説しています。
海友舎の外観と館内
▶海友舎の館内を豊富な写真とキャプションで紹介します。詳しくは、海友舎の外観と館内のページをご覧ください。
海友舎の実測調査
▶私たちは専門家の協力を得て、海友舎の調査をおこなってきました。詳しくは、海友舎の実測調査のページをご覧ください。
「もしも海友舎が話せたら」
▶映像クリエイターの織田泰正さんが、海友舎を舞台に撮影してくれたショートムービーです。 「もしも海友舎が話せたら」 on Vimeo