《海友舎の勉強会と見学会のお知らせ》
日時:2024年2月10日(土) 13時より(12時30分開場)
場所:海友舎
定員:20名程度
料金:無料(申込み不要)
内容:渡邉義孝氏講演会と建築建物ガイドツアー
海友舎は、明治末期に海軍の下士卒集会所として建築され、戦後は民間に払い下げられて会社事務所として使用され続けました。江田島の地域に残る貴重な歴史的建造物です。2014年度に建築歴史調査を実施し、2020年に江田島市として初の国の登録有形文化財になりました。この度、海友舎の調査に協力いただき、尾道の空き家再生など各地で歴史的建造物の調査をされている渡邉義孝氏をお招きして勉強会を開催します。実測図面を資料にしながら、建物の特徴や価値、日本の近代建築の歴史などに触れ、「古いたてものを残して活かす」と題して、江田島・尾道・台湾の活用事例をご紹介いただきます。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
※海友舎には駐車場がありませんので、公共交通機関を利用してお越しください。
●講師紹介 渡邉義孝
1966 年生まれ。一級建築士。風組・渡邉設計室代表。尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空き家バンクやガウディハウスなどの文化財調査を担当。住宅設計、民家再生、文化財調査等の業務とともに、各地で歴史的建造物を活かしたまちづくりに関わる。台湾の日式建築保存・再生事例を綴った『台湾日式建築紀行』を2022年に刊行。著書に『風をたべた日々』『台南日式建築紀行』、共著に『市民がまちを育む—現場に学ぶ「住まいまちづくり」』など。
●主催/特定非営利活動法人ぐるぐる海友舎プロジェクト
※この事業は令和5年度江田島市協働のまちづくり地域提案型補助金による助成を受けています。